遺言

The Last Will

『遺言』The Last Will木部公亮Kosuke Kibe
2012年 / Triangle Pictures / カラー / 32分 脚本・監督・編集・プロデューサー 木部公亮 制作 門脇萌 池本富美枝 小路絋文 東盛直道 撮影 マグナス・トルス 音楽 寄崎諒 美術 門脇萌 録音 大坪大介
出演 中島菜穂 小幡誠 白石直也 小柳基 神社勝之 アラリン 遺伝子雑太郎 新川美咲 金子一夫 西田宣善

『リベンジポルノ PAINT IT BLACK』や『凶愛 デートレイプ』などの監督、木部公亮の短編ゾンビ映画。ゾンビ化した夫と、人間であった頃2人で育んできた思い出に葛藤する女性の物語。2013年ハンブルク日本映画祭や2014年Bram Stoker International Film Festivalで入選し、高い評価を得ている。

ウイルスが蔓延しゾンビが多発する日本。キョウコ(中島菜穂)はゾンビ化した夫・ケイスケ(小幡誠)を匿いながら暮らしていた。自警団に所属する友人のリョウタ(白石直也)達からケイスケの射殺を勧められるが、2人の思い出が頭に浮かび、実行に移せずにいた。今では理性のない屍となったケイスケに苛立つキョウコだったが、リョウタにもゾンビ化した妹がいることを知る。

批評を読む: 『遺言』 蓮實重彦